出会いの形は様々ですし、それが自分にとって良いものかどうかも人それぞれでしょう。
しかし、どんな出会いにも共通していることが一つだけあります。それは、出会いの果てには別れがあるということです。
他人であれば道端ですれ違う程度の別れですが、どんなに絆が強くても、いずれは別れが来ます。
親子、兄弟、夫婦、恋人、親友…どれほど仲が良くても、以心伝心であってもその原則が曲がることはありません。
昔は、それを強く否定していました。経験上その可能性が高いだけで、必ずしもそうではないと。
それを覆せる自信さえありました。今思えば浅はかだったとしか言いようが無いのですが…
最近は、出会いの果てには別れがあることを受け入れている節があります。それでも、まだ解けない疑問というか、合点がいかないことがあるのです。それは、恋愛感情です。
別れに際して、「またいつか、桜でも見ようか」とでもいえる別れは、私は前向きというか、別れさえもお互いのためであると考えられます。
でも恋だけはそうじゃないんですよね。「いつまでも一緒にいたい」…「この人と別れるくらいなら死にたい」…そういう感情を抱いたことのある人もいるんじゃないでしょうか(何で他人事)。
別れという原則があるにも拘らず、それに楯突くような感情を惹起する恋愛とは何であるのか、我々はそれから何を学ばねばならないのか…そもそも、なぜそのような感情を抱かねばならないのか。
これが、今の私が理解できていない最大の問題かもしれません。最終的に別れるのであれば、そのような願望は叶うわけが無いのです。たとえ結婚しても、どれほど子供に恵まれても、死ぬんです。残酷な言い方かもしれませんが、肉体のつながりなんてものは人の死と共に終わります。
だったら恋愛感情は遺伝子レベルの感情(つまり三大欲求と同程度)でしか無いのかなと。もしそうなら、なぜ恋愛感情を持つ必要があるのでしょうか。そんな感情は、食欲などに行動の統制されるのと同じ位人間の精神に対する冒涜的行為であると、そう私は思うからです。
…悟りきったら、もうこの世に生きる必要がありませんからね。私はまだまだ勉強しなければならないみたいです。その過程で、考え方も変わるかもしれません。未来の自分に乞う御期待です。
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